20171231



今年ももう終わる。
「この1年はどんな年でしたか?」なんて、有名人にならない限り聞かれることはないんだろうけど、もし聞かれるならば「出会いの年」って答えると思う。
大学で新しくゼミに入って先生やゼミ生に出会ったり、バイト先に来るお客さんとたわいない会話をしたり、美容院に通うようになって美容師さんと仲良くなったり、はてなブログのグループに参加して少しだけだけどTwitterでおしゃべりさせて貰ったり。ただただ人に恵まれてた。そりゃあ嫌な気持ちになることもたくさんあったけど、でも思い返すとみんな大好きだなーってところに落ち着く。みんな自分の人生を生きてて、そこに少しだけわたしの居場所も用意してくれてて存在を許してくれる。みーんな大好き。
人だけじゃなくて、色んな感情にも出会った。1人の俳優さんを好きになって、「モノクロだった世界が色付く」みたいな表現があるけれどそれって本当なんだなって分かった。人生たのしー!って思えた。いつの間にかぜんぶが知りたくなって、色々調べて、ネットの情報に惑わされたりもした。人生かなしー!死にてー!って思う時もあった。でも、わたしってこんなにも何かを好きになることができたんだって、こんなにも他人のことで喜怒哀楽できたんだって驚いた。このブログのタイトルの元ネタにもなってる桜庭一樹の「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」という本に、「好きって絶望だよね。」という台詞がある。何も混ざっていない研ぎ澄まされた「好き」っていう感情は、凶器にもなるし絶望をも引き連れてくるのかなと思う。まだそこまで純度の高い感情を持ったことはないけれど、ほんの少しだけ分かったような気がした。今は全然綺麗な感情じゃなくて、これ以上のめり込んでいいのか、離れるべきなのか、今の中途半端なままでいるべきなのかも分かんなくて。来年は就活なのに、自分の事じゃなくて他人のことばかり考えてる。うーーーん。どーしよ?まあなるようになるよね。なるようにしかならない。とりあえず、「趣味:観劇」はずっと続くと思う。好きな役者がいなくても、目の前に広がる非日常の世界はぜったいにわたしを元気にさせてくれるから。それに、この趣味を持って得られた感情や人との繋がりは、わたしにはいっとう大切なものに感じられるから。だいじにしていきたいなあ。

最後のほう少し話が逸れてしまった。2017年、実はもっと汚い感情とかたくさんあったんだけど、書かない。書かなかったらきっと来年読み返したときには忘れてるし、なかったことにできるから。綺麗な思い出として仕舞っておきたい、たいせつな2017年でした。おわり。